ミッション
経営者の意思決定を補佐する仕事です。社内外の情報収集・分析、経営戦略の立案や企画の提案、実行計画の管理、部門間の横断的な連携や調整など、幅広い業務に対応しています。経営企画スタッフは、経営目標の達成に向けて、経営者と各部門が最適な行動がとれるように、主要な活動のKPIを定め、経営状態を適切にモニタリングするなどして、PDCAサイクルを構築する役割を担っています。
仕事の特徴
経営トップはもちろん、他部門とのコミュニケーションが欠かせない仕事
「企画」という名称から、自席で企画書等の資料をまとめているイメージがあるかも知れませんが、実際には社内外の人とのコミュニケーションが欠かせない仕事です。企画や計画は実行されて初めて価値を持ちますが、実行するのは経営企画ではなく、営業や営業支援などの現場部門が主体となります。そのため、経営企画スタッフは現場の実態を理解し、各部門の責任者や社員の意見に耳を傾けながら企画の完成を目指します。
経営企画の一日
- 9:00
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出社
メールチェック後、その日のスケジュールやタスクを確認。業界の最新情報や競合他社の動きもこのタイミングでチェックします。
- 9:30
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営業部とのミーティング
分析して得られた課題やその解決策について、現場部門の責任者と協議したり、行動計画やKPIなどの進捗状況を共有したりします。
- 12:00
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ランチ
データ集計・分析に時間がかかり、いつもより遅めの休憩。オフィスから少し離れたお気に入りのカフェに向かいます。
- 13:00
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情報の収集・分析
企画に必要な情報の収集や分析を行います。他の経営企画スタッフに相談しながら進めます。上司や先輩の分析を手伝うことも少なくありません。
- 15:00
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実績データの取りまとめ・会議議事録の作成
売上や利益はもちろん、顧客数や取引件数など経営に関わるデータの分析を行います。また、出席した会議の議事録を作成し、決定事項を社内で共有します。
- 18:00
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退社
明日のスケジュールとタスクを確認してから退社。資料作成が集中する経営会議の直前は19:00頃の退社になることもあります。
求める人物像
経営に関する専門的な知識と幅広い仕事に適応できる柔軟さ
経営者と同じ視点でビジネスを捉え、戦略を着実に推進するには、普段から経営トップの意向や経営環境、経営課題に強い関心を持つことが不可欠です。また、中期経営計画、予実管理、マーケティング、IRなど、複数のテーマを並行して扱うことから、様々な業務に対応する柔軟性も必要になります。プロフェッショナルスタッフとしての責任感や部署横断的に活動する積極性が求められる職種です。