ミッション
翻訳センターの翻訳は全件オーダーメイドです。ドキュメント(原稿)の内容、翻訳する言語、翻訳の目的、納期、翻訳後のドキュメントの用途など、すべてが案件ごとに異なります。これらの条件を的確に把握した上で、翻訳者をはじめとした案件に関わる人たちの作業環境の構築やスケジュールの作成などの工程を綿密に設計し、お客様にご満足いただける品質の実現に向けて最善策を描くのがプロジェクトマネージャのミッションです。
仕事の特徴
全体を取りまとめるコントロールタワー
プロジェクトマネージャは翻訳者情報(専門分野、特徴、実績、スケジュールなど)を管理する独自システムを使って案件に最適な翻訳者を選び出し、翻訳者に翻訳を依頼します。翻訳者選定のほか、各種翻訳支援ツールの準備や用語管理、その案件に関わる校正者、チェッカー、DTPオペレータ、エンジニアなどの選定と進捗管理やお客様とのやり取りも担当します。プロジェクトマネージャは案件を取りまとめるコントロールタワーとして重要な役割を担っています。
プロジェクトマネージャの一日
- 9:00
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出社
大量のメールをチェック。翻訳者から納品された翻訳文を専用フォルダに保存し、校正者やDTPオペレータに作業を依頼します。
- 10:00
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営業スタッフとのミーティング
受注予定案件の見積内容や翻訳工程のイメージを営業スタッフと共有します。加えて、お客様の動向や最新情報も共有します。
- 11:00
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翻訳工程の設計(翻訳者の選定)
独自システムを使って案件に最適な翻訳者を選定、翻訳者に作業内容や納期を丁寧に説明し、翻訳を依頼していきます。
- 12:30
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ランチ
外に食べに行くことが多いですが、忙しい時はコンビニエンスストアで購入しリフレッシュルーム(休憩室)で食べることもあります。
- 13:30
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翻訳工程の設計(翻訳支援ツールの準備)
午前の続きです。翻訳者が決まったので、翻訳支援ツールの準備、校正など他のスタッフを選定します。ようやく一案件の工程設計が完了です。
- 16:30
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翻訳文の検品とお客様への納品
完成した翻訳文を検品した後、お客様にメールで納品します。特に夕方は納品が集中しがちなので大忙しです。
- 18:00
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退社
独自システムに翻訳者など各スタッフのスケジュールを入力。進行中の案件の状況と明日の納品予定を確認してから退社します。
求める人物像
コミュニケーションスキル、加えて、柔軟性と粘り強さ
お客様からドキュメントをお預かりして納品するまでの間には突発的で予想もしていない出来事も多く発生します。そのような局面においても柔軟に粘り強く対処していく姿勢がプロジェクトマネージャには求められます。トラブルシューティングにコミュニケーションスキルが必要不可欠であることは言うまでもありません。加えて、工程設計の際には全体を見渡せる幅広い視野と細かい面にも配慮できる緻密さも求められます。