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株主・投資家の皆様へ

2024年3月期業績についてのご報告

株主・投資家の皆さまには、日頃より翻訳センターグループに対するあたたかいご支援ならびにご鞭撻を賜り、心より感謝申し上げます。

翻訳センターグループの2024年3月期の業績につきましては、売上高はコアビジネスである翻訳事業が医薬分野での売上高減少の影響で前期比ほぼ横ばいとなったものの、派遣、通訳、コンベンションの各事業が好調に推移し、前期比3.2%増の11,303百万円となりました。利益面は人件費を中心に販売費及び一般管理費が増加したことに加え、翻訳事業の医薬分野における減収も影響し、営業利益は前期比2.8%減の902百万円、経常利益は前期比2.2%減の938百万円となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は新規連結子会社の株式取得に伴い、負ののれん発生益を計上したことから、前期比3.5%増の711百万円となりました。

  
代表取締役社長 二宮 俊一郎

2025年3月期 業績予想について

2025年3月期の業績予想につきましては、売上高12,100百万円(前期比7.0%増)、営業利益1,050百万円(前期比16.3%増)、経常利益1,080百万円(前期比15.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益720百万円(前期比1.2%増)を見込んでおります。

2025年3月期配当予想について

当社では、株主に対する利益還元を経営の重要な課題の一つとして認識しており、連結配当性向 35%を目標として、安定的な配当の実施および将来の事業拡大のための内部留保などを総合的に勘案した利益配分を行うことを基本方針としております。この基本方針のもと、財政状態、利益水準などを総合的に勘案し、2025年3月期の配当は一株当たり75円(前期比10円増)と、二期連続で過去最高となる予定です。

第5次中期経営計画(2023/3~2025/3)

当社は2022年5月に『第5次中期経営計画』(2023年3月期~2025年3月期)を策定いたしました。経営ビジョンである「すべての企業を世界につなぐ言葉のコンシェルジュ」を継続し、顧客ニーズの多様化・高度化に対応した高付加価値企業となることを目指します。 また、連結営業利益率と自己資本利益率(ROE)を経営指標として定め、売上拡大と収益向上により中長期的には営業利益率9%を目指し、資本効率の向上によりROE12%の確保に努めてまいります。

株主の皆さまには私たち翻訳センターグループの事業および企業理念をご理解いただき、今後も引き続きご支援とご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

代表取締役社長 二宮 俊一郎

2024年5月

代表取締役社長二宮 俊一郎