スタッフ紹介
新薬開発を推進する申請のスピード
スケジュールに合わせた翻訳で医薬品の
承認申請をサポートします
コーディネータ
プロジェクト・マネージャとしてのコーディネータの主な役割は、お客様との打合せや工程設計、そして進捗管理です。製薬会社様とのお取引では、医薬品承認申請に至る過程で、原文の用途が求める質、納期、コストに合致する翻訳こそ、お客様にとってベストの翻訳と考えています。そのため、案件ごとに仕様も異なります。治験薬概要書は継続してご依頼いただく案件のひとつですが、治験は国内外で毎年行なわれていますので、対面助言や治験届の年間スケジュールは前もって共有させていただいております。そうすることで、作業者を確保して十分な準備を行い、変更が発生しがちなスケジュールにも柔軟に対応することが可能となりました。版の改訂にともなう翻訳では、前回と比べて有効性や安全性のどこがアップデートされたかがよくわかり、納品後に正確かつ効率よくご確認いただけるよう、ハイライト表示や申し送り事項に万全を心がけています。このほか、レビュー対応、QC点検、用語集・変更対比表の作成など、一連の業務を包括的にご依頼いただける体制を整えています。
弊社の強みは、基幹システムで一元管理を行い翻訳者や校正者との信頼関係を構築していること、整備された手順書に従って翻訳者の特性を活かした人選や進捗管理を行い、チェックリストやガントチャート、標準工数の設定など、ノウハウの蓄積にもとづく総合力を持っていることです。そして、営業、コーディネータ、在宅の翻訳者・校正者・ネイティブチェッカー、社内常駐の翻訳者・メディカルライターによる分業体制のもと、各担当者が各自の工程に専念することで、品質と効率性を高めていくよう努めています。現在特に取り組んでいることは、文書別専門チームの強化です。新薬開発には長い年月がかかるだけに、申請のスピードは重要です。私たちがサポートさせていただいた新薬の申請が速やかに審査を通過し、承認されたときなどはうれしいですね。
コーディネータ
2006年入社。医薬分野でコーディネータとして従事。現在は課長として、他のコーディネータや社内作業者を取りまとめる。