事例紹介

製造業

日本語ライティングから

翻訳までを一元管理、
マニュアル作成の負担を軽減

分野
工業・ローカライゼーション
言語
日本語から英語
翻訳文書
マニュアル(ライティング含む)

01

背景

マニュアル作成の負担を軽減し


コア業務に集中したい

ネットワークとデジタルサイネージを組み合わせた、先進技術分野のマニュアル翻訳を受託していたお客様です。継続的な取引で信頼関係を構築するうちに、実は内製している上流工程のライティング負担も大きいとのご相談を受けました。それまでは自社内で開発者様がドキュメント作成を行っており、コア業務の圧迫が懸念されていましたが、マニュアルは相当な専門知識を要するために外部委託を躊躇されていたようです。さらに、タイトな期限で作成する必要があり、なんとかしたいというタイミングでのお話でした。私たちとしては技術的専門知識をもって短時間でマニュアルを完成させるために、インハウスのライター対応によるワンストップでのマニュアル作成サービスをご提案しました。

提案内容

翻訳品質も向上するワンストップを
実現

私たちマニュアル部門にいるメンバーは、技術系のライター、制作進行に長けたディレクター、DTP技術者などの知識や経験を個々に備えており、マニュアル作成の各工程については内部ですべて網羅できる環境があります。特にライターについては、メーカーでのドキュメント制作のリーダー経験を持っており、まずは資料をご用意し実績をしっかりとお伝えしたところ、お客様にご依頼いただけることになりました。
お客様窓口であるディレクターを中心として、ライティングの基準書にあたるガイドライン、目次校正や用語集の禁止ワードや品質用語、国外での商標、規格などを確認しながら進行管理表や用語集を作成しました。作成の時間が限られていましたので、お客様にも進行管理のタイムスケジュールを共有いただき、双方ともに締め切り厳守の認識で制作できたことが完遂に結びつきました。

成果

課題解決の一翼を担う翻訳サービスへ

私たちは翻訳会社なので、翻訳のことまで考えて上流工程のライティングを行います。今回のケースも、ライティングと同時進行で翻訳者や校正者の選定にあたれましたので、翻訳工程を圧倒的なスピードで進められましたが、このような一元管理で、翻訳のさらなる品質向上と短納期を実現できます。こうした実績が認められ、別のお客様からは常駐ライターを派遣してほしいというご相談も受けているところです。製造プロセスにより深く踏み込ませていただくことで、課題解決に結びつく翻訳サービスの提案領域を広げていけるのではないかと思っています。