スタッフ紹介

従来型の翻訳スタイルから一歩踏み込んだ
英文コーポレートコミュニケーション


翻訳・校正者兼アドバイザー

Ian Reid

ときにはコピーライティングの

視点からご提案

金融・法務分野で取り扱っている文書は、外国人役員向けや海外のコンシューマ向けなど、想定読者層がさまざまです。こうした多様なターゲットオーディエンスに対して、いかに読み手に伝わる文章に磨きあげられるかが、私の腕の見せどころです。例えば、金融サービス事業を営むお客様から、雑誌媒体に掲載する英文広告のご相談をいただいたことがありました。日本語版のキャッチコピーをそのまま素直に翻訳しても、英語圏では伝わりにくいコピーとなってしまいます。そこで私は、お客様の置かれている市場環境と、原文から読み取れるメッセージ性、ニュアンス、コンセプトを読み解き、コピーライティングの視点で最終的な成果物に仕上げていきました。

このように、最近では「原文にできるだけ忠実でかつ自然な英訳文に」という依頼が多く、ちょうど従来型の翻訳スタイルとクリエイティブの中間にあたると考えています。原文の字面だけを鏡のように英訳して終了…と処理するのは簡単ですが、こうしたニーズに際しては、読み手に伝わる文章とは何かを特に意識しながら作業にあたっています。このようなバランス感覚は、お客様と読み手双方の視点に精通しているからこそ提供できる価値だと自負しています。

ときにはコピーライティングの視点からご提案

英語ネイティブの感覚を生かし、
より付加価値の高い翻訳へ

近年、翻訳のニーズは「直訳で意味が伝わればいい」というものから「ネイティブレベルの自然な英語」へと深化し、高い品質が求められるようになりました。金融・法務営業部では「想定読者が誰なのか、どのような用途で翻訳したいのか」という点をきちんと織り込んで翻訳することを、高い品質を実現する条件として協業してきました。これは、プロセスの上流でお客様のニーズを把握することの大切さを強調してきた私の姿勢とも一致します。お客様の期待を凌駕するために、ネイティブの感覚も織り交ぜて、よりクリエイティブで付加価値の高い翻訳に仕上げるよう心がけています。

プロフィール

翻訳・校正者兼アドバイザー

Ian Reid(イアン リード)

2006年にCGアニメーション業界から翻訳業界に転身。およそ8年間コンテンツの翻訳、品質管理、営業支援に従事。2014年から全社の広報翻訳案件をサポート。2017年4月から金融・法務営業部(現コーポレートビジネス営業部)で、コーポレート全般(広報・マーケティング、IR・経理財務、経営企画、人事)の英訳品質向上を主導。また従来型の翻訳から一歩踏み込んだ英文コーポレートコミュニケーションやコピーライティングのサービスを推進。2018年1月より登録翻訳・校正者兼アドバイザー。